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2011年02月24日

グローバルもボーダレスももう要らない?

グローバルもボーダレスももう要らない?

最近の世界の経済の状態を見ていると、一触即発、何処かで混乱をきたすか、潰れるか。
もしかすると1920年代の強硬に近い混乱が待ち受けているような気がしないでもありません。

ユーロの国々も国債の暴落事件だって、何処で起きても可笑しくない状態でしょう。

日本も平和に見えますが、国、地方の借金が1000兆円に近付いてきましたし、危険水域のGDPの2分の1ももうそこまで来ています。

先日、日本国債の格下げが行われたばかりです。

最近では、FTPだの、TPPだの、グローバル化を象徴するようなことが矢継ぎ早に検討されています。

素晴らしい技術を持っていても、すぐさまものまねをし類似品を作り、安値で売られてしまいますし、東南アジアの安い品物だけではなく労働力までも押し寄せて、国内の企業はデフレ状態を脱却できない事態に陥っております。

幾ら、日本の優秀な技術や製品、農産物がいいと言っても輸出がそんなに順調にいくとは思えませんし、そのうち似たような品質の製品が出てくるのは火を見るよりも明らかです。

それでも国内で工場を置いてもの作りができるうちは良いのですが、安い労働力を求める動きは過去の例を見なくても明らかです。

世界中の民主化の状態や政治、経済、文化の状態が手に取るように見れますし、大いに参考にもなりますし、観光等は楽しませていただけますが。

また、このたびの中東地区での民主化がフェイスブック等のネットによるものなのは明らかですし、歓迎するべきことではあります。

経済至上主義が高じて、それぞれの国々は決して幸せな方向へは向かっていないような気がするのです。

押し並べて総合的に考えたら、もうそろそろグローバルもこのレベル位でいいのではないかと思ったりいたします。

片方では、ボーダレスをいわれ、過剰な企業間競争が強いられ、極端にいえば「儲かることであれば何でもやる」的な風潮が蔓延しています。

極端な例が、大型スーパーやコンビニの出現がそうでしょう。

地域の商店街はすべからく退廃をし、シャッター通りと言われる所がいたるところで出現しています。
八百屋さんや魚屋さん、親しいもの同志が親しく声を掛け合ったり、支え合ったりした懐かしい姿は今後見る事はないでしょう。

ヨーロッパでは、外国人労働者の排斥運動が盛んになり、低賃金の雇用がなされるがあまり、国内の若い労働者の働く場所が失われてきているようです。

もう、ここらで反省してグローバルやボーダレスを終わりにできないものでしょうかね。

それもこれも、アメリカなどの世界戦略に誘われた結果ではないのでしょうか。
  


Posted by misterkei0918 at 14:24Comments(0)