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2010年03月15日

また、涙を流してしまいました

また、涙を流してしまいました

先月2月の26日は親しくして頂いていた先輩の告別式でした。
それは突然の知らせでした。

2月2日には、一緒に杯を傾けて、数人の親しい方々と時間を作って飲む約束だったのです。
「○○君、その音頭を取ってくれ」との依頼をされたのもその先輩でした。

昨年の夏から秋にかけて体調を崩されたことは承知をしていたものです。

それまでの約10年間くらい、毎月2回の集まりには必ず一緒にビールのジョッキを片向け、二次会、三次会に私の姿が見えないと、どこまでも携帯電話で探して頂いたものです。

お孫さんをも可愛がっておられたご様子で、告別式でお別れの弔辞を述べる姿には胸打たれました。

お孫さんとメールのやりとりをしたいと言うことで、ノートパソコンも一緒に選んであげましたし、年賀状の季節にはどうしてもパソコンで出したいと言うことで私の会社へ数回お見えにもなられたものです。

社員にもお願いをして、全くの素人だから懇切丁寧に教えて欲しいと頼んでもおいたものです。

実直なお方で、多くの方々の信頼もあり、楽しくユーモアがあって中洲のお姉さん達にも笑顔を振りまいておられたものでした。

大企業で働かられた方ですので、それなりの品格と素養も備えておられその矍鑠(かくしゃく)としたご様子は洗練された老紳士と言ったところでした。

告別式の最後まで涙は流さないように我慢をしておりましたが、最後のお見送りをされる奥様にご挨拶をした途端にこらえた涙が一挙に溢れでてしまいました。

人の命はいつ果てるとも知れないものです。
健康であっても突然の事故やトラブル、事件に遭遇することもあり、そうでなくても命の限りは誰にも分からないものです。

幾らかの準備は必要かも知れませんね。
自分にもそんな時が訪れること、襲ってくること。

一人一人、親しい方々がこの世から去っていかれることは悲しいことです。
逆に自分に訪れるこの時をどのような形で迎えるのか、思い描くことも満更(まんざら)いけないことではなさそうですね。


『明日死ぬつもりで生きなさい。
永遠に生きるつもりで学びなさい。マハトマガンジー』


『あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、
あれほど生きたいと願った明日。趙昌仁「カシコギ」』


『あなたが死なないで生きられる見込みは、千に一つの割合だ。
きみよ、生きよ。生きたほうがよい。
命があってこそ諸々の善行をなすこともできるのだ。ブッダ』
  


Posted by misterkei0918 at 23:58Comments(1)

2010年03月15日

うるさい!!

うるさい!!

福岡県西方沖地震から5年目を経過しました。

ついこの間のような気がします。
2005年3月20日、午前10時53分。マグニチュード7.0震度6弱。

よもやの地震です。
まさか地震が少ないと言われたこの福岡での地震でした。
以前は関東地方に集中する大型コンピューターの設置場所は福岡が最適だとも言われたのです。

私は福岡市中央区と南区、城南区の境にある鴻巣山(山と言う程ではなく実際は丘)に南側から車で登っている最中のことでした。

なにか突風に煽られたような一瞬の動きの中で果たして何が起きたのか、理解が出来ない状態でした。
車の両輪が瞬間的にパンクしたような衝撃です。

それでも地震とは思いもよりませんでした。
数分後の長男から「親父、地震だよ」と言われて納得する始末でした。

車に乗っていなければ咄嗟に理解出来たでしょうに。

13日は、それを記念して福岡市内中心部を見事なくらいに横切る警固断層を理解して貰いたい、そして防災意識を高めようとの思いから福岡市と九大が「警固断層に関する防災講演会」を開催されました。

皆さん熱心です。
当たり前といえば当たり前、命と財産が掛かっているわけですから皆さん真剣です。

多くの方々が参加されていました。
希望としてはもう少し若い方々が参加されると良かったのですが。

延々と4時間にも及ぶ研究成果の講演会でした。

ちょうど中盤に差し掛かった頃でしょうか。
私の左横、通路を挟んで歳の頃70歳位でしょうか。

二人のおばあさんが列んで座っていました。
講演者の話に飽きたのか、話が難しくなってきましたので興味を失ったのか、
最初から真剣に聞く気がなかったのか・・・・・・

二人で全く関係のない話で終始しています。
周りの方々もうるさいのでしょう。

二人の方に向かって何となく意思表示をしてますが、二人は全く知らぬ存ぜぬ。
何時まで経っても止める気配がありません。

私も二度三度は横を向いて、意思表示をしますが二人で一生懸命にムダ話です。

本人達にはムダ話では無いのでしょうね。

周りの方々が口に出して言わないのであればという思いで「うるさい!!」と一括しました。

そんなに大きい声ではありません。
周りの方々や講演者もおられるわけですから、二人に聞こえる程度の声です。

性格的にはそんな事は余りしたくない性分ですが。

でもすっきりした気持ちでした。
人に注意をしたり小言を言うと、それ自体は正しいと評価されることでも何となく後味が良くないものですが。

そのお二方はどんなお気持ちだったのでしょうかね。
余計なお世話と思っているのでしょうか。

でもしっかり反省はして欲しいものです。
歳を重ねると言うことはそんなことではないでしょうか。
  


Posted by misterkei0918 at 23:25Comments(0)