しーまブログ 日記/一般福岡県 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2010年05月27日

気丈に振舞う

気丈に振舞う

「病は気から」とよく聞かされました。

風を引いても、お腹が痛くても気持ちを強く持っていれば痛みも和らぐし、治りも早い等と。

昔は、色んな病気にかかってもはっきり効くとされる薬もなかったことや医者にかかるお金もない、ましてや近くにお医者さんなどもいないところだって存在してました。

所謂、無医地区と言われ、日本中至る所にお医者さんのいない所があったものです。

今でこそ、日本中何処に行ってもクリニックや病院が存在し、医療制度や保険制度が充実していますので、むしろ医者にかかれない状況は殆んど無いでしょう。

私のように病院へ行くのがどうしても気がすすまない人間がいるのはどうしようもないことです。

昔ならそうでもなかったのですが、今時病気で悩んでいる人に「病は気から」などと言うと却ってしかられてしまいます。

「そんな事はない!!気持ちはしっかり持っていても病気には罹るもの」
「気持ちを強く持てば、病気にならないなんてそんな事はない!!」

確かに、忍んでくる病原菌はなかなか防御できませんし、体に入ってきた病原菌や症状は気力だけでは直せません。

また人間を蝕もうとする最近の病原菌は、攻撃力も強く、人間に戦いを挑んでいるようでもあります。

所が、いろんな人の話を聞くと負けまいと気丈に振舞うことで症状を和らげたり、病原菌を退散させたなどと言う話をよく聞きます。

気丈に振舞うということが、気持ちを強く堅持する事にあわせ、どうも体を元気にする秘訣を持っているのではないでしょうか。

定年を迎え、無職、浪人になった途端に気力が萎え、緊張感を失った人が、気が抜けたようになり体力が落ち、人が変わったような姿になることを良く見聞きします。

結局は、病原菌にも負け、脳の働きは衰え、心臓は逞しさを失い、血管はまさしく老化の一途を辿り、骨はそれこそ気骨を亡くし、消化器官は従来の躍動を損なって、体には老廃が溜り、耳目は遠のくばかりであります。

気を確かに持って、その気の力を借りて体力の温存を図ることが一番の健康法であり、様々な病原菌から身を守り、退散させる方法のようです。

「病は気から」だけでは無いことは十分承知してますが、まずは緊張感を持って前向きで逞しく勇気を奮って日々を過ごすことが、心身を健康に保つ一番の秘訣のようです。

衰えに逆らえないところもありますが、
今日一日、「気丈に振舞う」事を心の片隅に持って戦っていきましょう。
  


Posted by misterkei0918 at 08:33Comments(0)