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2010年01月22日

苦あってこそ楽あり、開き直りの術。

苦あってこそ楽あり、開き直りの術。

「苦あれば楽あり」
「明日の来ない夜はない」
「暗い夜ほど明るい明日が来る」



苦労も楽の内、等と考えると気持ちも楽になるものです。
苦労し過ぎて気を病んだり、体を痛めたりということも無いではありませんが。

でも、振り返ってみると案外乗り越えてきているものです。
「神様はその人の乗り越えられない苦難は与えない」等とも言います。

色んな苦労や心配事にぶつかってきました。
生まれた時からとんでも無い境遇から出発したものです。

人は案外力強く出来ているものですし、乗り越える度に強く逞しくなるものです。

相手である苦難もその事を心得ているようで、どうも取り憑く相手の力量を確かめているようにも思えます。

皆さんもそんな気がしませんか。
或いは若しかすると確信されるかも知れませんね。

毎日、楽な日々こそ退屈なものはありません。
なにかあるからこそ人生は楽しく、充実と達成感に包まれ、より挑戦的にもなるものです。

苦難は心を全て支配することを望み、願うもの。
でもそこに僅かでも、乗り越えようとする力や負けない気力、挑戦的な姿を見ることが大嫌いなんです。

私の経験でもそうです。

苦難に押し潰されそうになっているときは、どうも自分の心の片隅に落ち込む自分の姿を認めようとする自分、悲劇のヒロインとして賞賛したり、認知しようとする自分が潜んでいたりするものです。

自分の生傷を自分でなめる、そんな姿が存在したりするもの。

苦難が嫌いなものの一つに「開き直り」があります。
開き直って強くなる姿は苦難の嫌いな姿です。

人は開き直りで想像を越える力を発揮したりします。
一度お試しあれ。

恋愛に破れた女性が開き直った時の強さ、
受験に望んで、開き直った時の成績、

大事なスピーチの前の開き直り、
貴重な会議での開き直り、




『苦悩こそ人生の真の姿である。我々の最後の喜びと慰めは、苦しんだ過去の記録に他ならない。ミュッセ』
  


Posted by misterkei0918 at 20:07Comments(0)

2010年01月22日

歳月と天地と四季

歳月と天地と四季

菜根譚の(さいこんたん)からこんな言葉を頂きました。


『歳月は、元来、長久なものであるが、気ぜわしい者が、自らせきたてて短くする。

天地は、元来、広大なものであるが、心根の卑しい者が、自ら狭くする。

四季は、元来、のどかなものであるが、あくせくする者が、
自ら煩わしいものとしている。菜根譚』


菜根譚は、中国の古典の一つで中国・明代末期のものであり処世哲学書。
日本には江戸時代に伝来し、多くの人々の感心を読んだようです。

中国の明の時代の末期といいますから、年代的には1600~1650年くらい、17世紀の頃。

歳月や時間は大人も子供も男性も女性、老いも若きも平等に与えられていると思いきやどうもそうではなさそうです。

同じ世代でも置かれた環境や立場によっても感じ方が異なりますし、性格的に全く感知しない人、そうでなくても気ぜわしい人もいるものです。

気ぜわしくないと落ち着かない人もいるものです。

いずれにしても気を病むことなく、日常に支障なく暮らしていければいいのですが、出来れば歳月や時間に縛られることなく悠々と過ごしてみたいものです。

天地は本来広大なものだったのですが、人間が狭めてしまいました。

決して心根の卑しい人がそうしたわけではありませんが、狭めたお陰で様々な摩擦や弊害を呼び起こしたのは間違いが無さそうです。

その大きな例が一昨年からのグローバル経済に大打撃を与えた金融危機でしょう。
一瞬にして世界中を巻き込んでしまいました。

四季の美しい日本に生まれたことは多くの誉でありましたが、最近の地球温暖化が四季の様子まで変えてしまっています。

本来のどかであるべき四季は、今では不安を引き起こす引き金にもなり、生態系を脅かす事態まで発展しそうです。

私どもに心の安らぎを与えてくれる四季を、再び取り戻すために真剣に取り組まないとそれこそ人類の生存までもとんでも無い事になりそうです。
  


Posted by misterkei0918 at 18:43Comments(0)