2010年01月22日
歳月と天地と四季
歳月と天地と四季
菜根譚の(さいこんたん)からこんな言葉を頂きました。
『歳月は、元来、長久なものであるが、気ぜわしい者が、自らせきたてて短くする。
天地は、元来、広大なものであるが、心根の卑しい者が、自ら狭くする。
四季は、元来、のどかなものであるが、あくせくする者が、
自ら煩わしいものとしている。菜根譚』
菜根譚は、中国の古典の一つで中国・明代末期のものであり処世哲学書。
日本には江戸時代に伝来し、多くの人々の感心を読んだようです。
中国の明の時代の末期といいますから、年代的には1600~1650年くらい、17世紀の頃。
歳月や時間は大人も子供も男性も女性、老いも若きも平等に与えられていると思いきやどうもそうではなさそうです。
同じ世代でも置かれた環境や立場によっても感じ方が異なりますし、性格的に全く感知しない人、そうでなくても気ぜわしい人もいるものです。
気ぜわしくないと落ち着かない人もいるものです。
いずれにしても気を病むことなく、日常に支障なく暮らしていければいいのですが、出来れば歳月や時間に縛られることなく悠々と過ごしてみたいものです。
天地は本来広大なものだったのですが、人間が狭めてしまいました。
決して心根の卑しい人がそうしたわけではありませんが、狭めたお陰で様々な摩擦や弊害を呼び起こしたのは間違いが無さそうです。
その大きな例が一昨年からのグローバル経済に大打撃を与えた金融危機でしょう。
一瞬にして世界中を巻き込んでしまいました。
四季の美しい日本に生まれたことは多くの誉でありましたが、最近の地球温暖化が四季の様子まで変えてしまっています。
本来のどかであるべき四季は、今では不安を引き起こす引き金にもなり、生態系を脅かす事態まで発展しそうです。
私どもに心の安らぎを与えてくれる四季を、再び取り戻すために真剣に取り組まないとそれこそ人類の生存までもとんでも無い事になりそうです。
菜根譚の(さいこんたん)からこんな言葉を頂きました。
『歳月は、元来、長久なものであるが、気ぜわしい者が、自らせきたてて短くする。
天地は、元来、広大なものであるが、心根の卑しい者が、自ら狭くする。
四季は、元来、のどかなものであるが、あくせくする者が、
自ら煩わしいものとしている。菜根譚』
菜根譚は、中国の古典の一つで中国・明代末期のものであり処世哲学書。
日本には江戸時代に伝来し、多くの人々の感心を読んだようです。
中国の明の時代の末期といいますから、年代的には1600~1650年くらい、17世紀の頃。
歳月や時間は大人も子供も男性も女性、老いも若きも平等に与えられていると思いきやどうもそうではなさそうです。
同じ世代でも置かれた環境や立場によっても感じ方が異なりますし、性格的に全く感知しない人、そうでなくても気ぜわしい人もいるものです。
気ぜわしくないと落ち着かない人もいるものです。
いずれにしても気を病むことなく、日常に支障なく暮らしていければいいのですが、出来れば歳月や時間に縛られることなく悠々と過ごしてみたいものです。
天地は本来広大なものだったのですが、人間が狭めてしまいました。
決して心根の卑しい人がそうしたわけではありませんが、狭めたお陰で様々な摩擦や弊害を呼び起こしたのは間違いが無さそうです。
その大きな例が一昨年からのグローバル経済に大打撃を与えた金融危機でしょう。
一瞬にして世界中を巻き込んでしまいました。
四季の美しい日本に生まれたことは多くの誉でありましたが、最近の地球温暖化が四季の様子まで変えてしまっています。
本来のどかであるべき四季は、今では不安を引き起こす引き金にもなり、生態系を脅かす事態まで発展しそうです。
私どもに心の安らぎを与えてくれる四季を、再び取り戻すために真剣に取り組まないとそれこそ人類の生存までもとんでも無い事になりそうです。
Posted by misterkei0918 at 18:43│Comments(0)