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2011年01月14日

日本人は偉い

日本人は偉い

今まで極めて自虐的と言われてきた日本人、
私自身もそのような例に漏れないような気もします。

所が最近、マスコミの報道などを見ても少し変化が出てきたような気がしませんか。

「むしろ、日本人はこんな所が優れている」とか、
「日本人の優れた特性を表面に出していった方が良い」

また、日本の文化や文明が如何に優れているかや
日本人そのものの感性の鋭さ、思いやり、季節感、やさしさ・・・・・

素晴らしい事だと思います。
自分を卑下することや自虐的でいい結果を生む事は殆どないでしょう。

大きい災害を被った時の日本人の落ち着いた姿や行動は、外国の人々から見たらいい意味で奇異に映るようです。

特に中国の方々から見れば。

グローバルだからと、国民性や大事なものまでかなぐり捨てて、迎合する事は要らない事のように思えます。

経済優先にするがあまり、自国の大切なものまでも失ってはいけないと思うのです。

今日はこんな事に遭遇しました。
これも小さな事ではありますが、日本人らしい、共同の行動に思えます。

車に乗っている私の後方、信号二つ先位から救急車のサイレンが聞こえます。

だいぶ遠くですから、信号で曲がるかも知れませんし、途中で止まるかもしれません。

車線は狭い片側1車線ですから、余程両方の車が左右に寄らない限り真中を救急車が通り抜けるのは大変なことです。

やがて後ろに近付いてきました。

当然、そのままの位置でただ路肩に寄っただけでは通過できません。

そこで、誰が合図したわけでもありませんが、それぞれが車間を開けて、しかも左右の同じ場所に車が止まらないように工夫を始めたのです。

それこそ阿吽の呼吸とでも言いますか。
誰が指図したのでもないのですが。

救急車はその間を縫うように、ジグサグで通り抜けて行ったのでした。

とっさの日本人の知恵、譲り合い、優しさなんでしょうね。

こちらの方が「ありがとう」とつい口ずさんでしまいました。
  


Posted by misterkei0918 at 23:03Comments(0)

2011年01月14日

母と子の情愛を垣間見て

母と子の情愛を垣間見て

垣間見てと書くと「垣根の間から覗いた」的な解釈になってしまわないか危惧してしまいます。

「垣間見る」とは、言葉的にはのぞき見る事ですが日常的に使う意味としては、「それとなく」、とか「意識せずに見てしまう」、「それとなく目に入る」そんな意味合いで使います。

或いは間違っていたら、このように言い変えましょう。
「母と子の情愛を目にして」

車で通りすがる斜め前に、幼い子供を抱いた母親が立っています。

銀行の支店の窓口が閉じていますから、時間的には、多分3時以降。
バス停の前ですから、到着するバスを待っているのか、
あるいは、タクシー待ちか?

私は、赤信号で止まっている時です。

子供は、生まれて3~4カ月位と見えます。

抱きかかえた子供を、自分の顔と同じ位まで両手で数度上げたり下ろしたり。

子供はそれに答えるように、或いは怖さからでしょうか、母親にしがみつくしぐさを繰り返します。

まさしく母親と子供が一体化しているような、
睦まじい姿です。

父親ではこのようにはいかないものです。
遠目でそれとなく見ている私までがつい微笑んでしまうような。

以前、関東の埼京線に乗った時も、目の前に座っている母子の姿に感銘を受けてブログに書いてしまった事がありますが、母親と子供の愛情の交換はいつ見ても微笑ましく、胸打つものがあります。

出来れば私自身も幼いころに、母親とこのような経験もしたかったものだと思わずにはおれません。

母親の持つ母性は、幼い子供にとって史上この上ない、かけがえのないものであって誰でもそうなければいけない欠かす事の出来ない体験であろうと私は思うのです。

それが、正常に人を愛する事の大切さを学び、的確に実践できるのではないでしょうかね。

適切な母親の愛情に恵まれない、或いは心ない処遇や扱いの為に人生を棒に振る人間もいますし、屈折した取り返しの使いない人生を送る結果を招くことだってあるものです。

人の人生は一様でないのもわかりますし、あり得ない事も重々承知していますが、幼いころの母親との愛情にまみれた行動は誰にでもそれだけは共通の体験であって欲しいものです。

あの母と子の姿にほんのりとした思いを感じると同時に自分の幼いころをつい重ねてしまいました。


『母親の涙には、化学で分析できない深く尊い愛情がこもっている。ファラデー』


『子どもが変わる魔法の言葉
「お母さんは、あなたが大好きよ」
「あなたは、お母さんの宝ものよ」
「どんなことがあっても、お母さんはあなたの味方よ」。山崎房一』

  


Posted by misterkei0918 at 22:23Comments(0)