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2011年01月27日

リーダーはどんな資質を持てばいいの?

リーダーはどんな資質を持てばいいの?

組織の中の人でなくても、リーダーとしての役割を果たす時があったり、望まなくてもリーダー的能力を要求されたり、能力や存在を要求されるときは多いものです。

組織人であれば、避けては通れない道です。

組織でなくても、家庭でもそうですよね。
父親として、母親として、或いは兄弟の長としてリーダーでなくてはいけない、あるいはその手腕を求められるものです。

ではリーダーシップは何?と問われると答えに窮しますが、ただ実行力があるとか、勇気があるとか、知識が豊富だとかだけでは、リーダーシップを発揮する、若しくは人を惹き付ける事は難しいものです。

ましてや、継続となると。

そこで教えて頂きました。
大同生命創業100周年記念のビデオ講座・中国文学者、守屋洋先生「中国古典に学ぶリーダーの条件」の中から。

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リーダーの徳・・・リーダーとして備えるべき資質
謙・寛・仁・信・勤・義
徳者事業之基(徳は事業の基なり)という言葉がある。徳の主な要素として

◆1、謙・・・謙虚、腰が低い、人を見下さない、偉ぶらない。
逆に傲慢な人は勢いのある時はいいが○周りの反発を買いやすい○お山の大将になって自分の進歩を止めてしまう。
力のある人、上り調子のときほど謙虚に。
謙虚が過ぎると卑屈となる。
謙虚でありながら毅然とした態度も必要。

◆2、寛・・・寛容、寛大、人間としての大きさ。
「自分に厳しく、他人には寛容」

◆3、仁・・・思いやりの心、心の暖かさ。部下への配慮。
商談の断り方にも納得をさせ、恨みつらみを買わない配慮。

◆4、信・・・うそをつかない、約束は必ず守る。信は人間の願望である。
人を見る目を養う。信は上に立つものの統率力に関わる。
綸言」如汗(りんげんあせのごとし)トップの発言は汗の様な物、一旦外に出ると訂正は利かない。
普段は慎重に大事なときは筋道をたてて話せるようにする。

◆5、勤・・・勤勉、部下のやる気を引き出す。自分が頑張るのは当たり前。

◆6、義・・・元々は正しいの意、人間として当然守らねばならない道。
見利思義(利を見ては義を思う)利益を求めても人の道を踏み外さないようにする。
失った信用の回復は難しい。
義だけはいくら持ちすぎても過ぎることはない。

◆最後に「胆大心小」たんだいしんしょう
肝っ玉は大きく心は小さく、大胆にかつ慎重に。
日常業務は慎重に。

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難しそうに感じますが、日頃から念頭に置いて精進を重ねる事なんでしょうね。
不可能、あり得ない、無理・・・などと言っているうちは徳など備わらないのでしょう。

今日もそんな思いを抱きながら。
  


Posted by misterkei0918 at 12:45Comments(0)