しーまブログ 日記/一般福岡県 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2010年12月12日

今は過去の遺産であって未来の土台に

今は過去の遺産であって未来の土台に

先月の13,14日は奈良へ行ってきました。
「平城京1300年祭」の後でしたので、物静かな雰囲気の中の行脚でした。

大和三山や唐招提寺・・・・・などを回ってきたのです。
走行距離約15キロ。

良くも歩いたものだと我ながら感心しています。
家内も一緒でしたが、不思議なことに全く疲れがなかったのはどういうことだったのでしょうかね。

今思うと尋ねるところいたる所で、両手を合わせて拝んで参りましたのでそれもご利益の一つだったのかもしれません。

それだけではなく、普段から歩く習慣をつけていたのも良かったのでしょう。

多くの世界遺産の存在する日本の宝ですから、じっくり時間をかけたかったのですが今回の旅は歩くことが主目的でしたのでいつかまた訪問をしたいと思っています。

世界遺産は遥か歴史の彼方の財産ですが、それが私どもの国民性や文化の代表的なものですから現代を生きる私どもの決して無縁ではないと思われます。

私どもでもそうですよね。

自分の過去に付きまとうもの、或いはご先祖が培った遺構。
それが例え自分が気に入らない、存在を否定したいようなことであっても歴然とした捨てがたい刻印であると思っています。

悲しい過去、苦しい昔、失敗の時代・・・・・
それぞれは人生において消し難い歴然とした過去であります。

むしろそれを捨て去るより、逃げることより、それを踏み台、栄養として逞しく生きることことこそ称賛されるべきであり、むしろ貴なものであることに思いを馳せることが大事だと思うのです。

過去は捨てるものではなく活かすもの・・・そうありたいものです。


『苦悩こそ人生の真の姿である。我々の最後の喜びと慰めは、苦しんだ過去の記録に他ならない。ミュッセ』


『過去の因を知らんと欲せばその現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せばその現在の因を見よ。「心地観経」』


『現在のあなたは、過去の思考の産物である。そして明日のあなたは、今日何を考えるかで決まる。ジェームズアレン』
  


Posted by misterkei0918 at 10:48Comments(0)

2010年12月12日

春の息吹の為に輝きを失うも大事

春の息吹の為に輝きを失うも大事

今朝も福岡市中央区の大濠公園のウォーキングで汗を流してきました。

長距離のスポーツのシーズンになると、大濠公園も早朝から賑わいが戻ってきます。

今朝は、公園を周回するマラソンが開催されるようで大勢のスタッフの方々がテントの設営やスタート地点の整備・・・・・に余念がありません。

7時を過ぎたころから、多分参加すると思われる高校生や中学生が集団をなして集まってきました。

嬉しいですね、
子供たちが寒さを押してスポーツに勤しむことは頼もしいことですし、嬉しくもなります。

だって、将来を担う彼らが健康で逞しく育つことは、未来に大いに期待が持てるからです。

子供たちが賑やかに談笑する姿や、スポーツで汗を流す姿は私どもにとっては有難い希望を感じさせる姿です。

公園のイチョウやくぬぎもすっかり葉を落とすか、冬色に染まってきました。

自然は確実に巡ってくるものです。
あんなに記録的な酷暑はどこに行ったのでしょうかね。

記憶からも消え去りそうな位の季節の移り変わりです。

あんなに光り輝いていた木々の葉も来る厳しい冬に備え始めました。

人もそうですが、365日、四六時中緊張状態を持続することはできませんし、それはやがて破たんをきたしたりどこかに弊害をもたらすものです。

自然も同じですよね。

やがて来る春の為に、また光り輝くために休息や充電の時間が必要ということでしょう。

桜の木も、全ての木の葉を落とし、落とした木の葉を栄養として、自分が最も光り輝く季節を迎えるために、満開の花をつけるために備えるのです。

私どもの、時には全てのしがらみを忘れ、解放され、自らが過去の蓄えてきた知識や関係を栄養として、次に備える態度が大事なのかもしれませんね。

「経験に学ばず、歴史に学べ」と言われるように、
自然の一員として、身近な自然からも大いに学べることも多そうですね。

  


Posted by misterkei0918 at 09:56Comments(0)