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2010年12月06日

人的交流は仕事への誘い水?

人的交流は仕事への誘い水?

「あなたはそんなに行動的だとさぞかし仕事に繋がるでしょう?」

そんな人がいます。
多分、自分がそうなんでしょうね。
色んな経済団体やボランティア活動、異業種の交流会で会う時に時々そんなことを私に言われるのです。

私は答えます。
「そんな仕事を頂こうとかそういうことで出席するのではないのですよ。より多くの人に会い、より多くのことを学びたい、教えていただこうと思えばこそ参加しているのです」

「仕事や注文をいただこうなどと下心が潜んでいては、人の付き合いは難しいでしょう?」

特に経営者の人との付き合いはそうだと思うのです。
営業を前面に押し出しての付き合いは、足元や胸の内を見抜かれてしまい、長い付き合いなどできないのです。

その方はそれ以来、言わなくなりました。

人との付き合いを始めようとする時に、そんな考えの元に会うのであれば却って合わない方がいいかもしれません。

仕事を貰うことが前提の交流会や集まりであれば別ですが。

信頼関係がちゃんと構築できて、かつ相手が私を信頼の上で仕事が繋がることは大いに有難いことですし、こちらも全力を挙げてお役に立ちたいものです。


『偉れた人間の仕事─する事、言う事、書く事、何でもいいが、それに触れるのは実に愉快なものだ。志賀直哉』

『経営者がなさねばならぬ仕事は学ぶ事が出来る。
しかし、経営者が学び得ないが、どうしても身につけていなければならない資格が一つある。
それは天才的な才能ではなく、実にその人の品性である。ピーター・F・ドラッカー』


『仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。ルソー』
  


Posted by misterkei0918 at 20:18Comments(0)

2010年12月06日

車社会が人間関係を希薄にしている

車社会が人間関係を希薄にしている

牛車や馬車の時代、
当然、それにさえ乗れない人々が殆どでした。

殆どが徒歩ですよね。
軽く笑顔で挨拶を交わし、譲り合って、いたわり合ったものです。

私も小さい頃は、車に乗ることなど想像の世界でしたし、ましてや自分で車を購入するなど夢にも思いませんでした。

今思うとゾッとするのですが、埃を立てて走るトラックの後ろを追いかけて撒き散らすガソリンの匂いを嗅いでいたものです。

何故か、当時は良い匂いだったんです。
不思議な匂い、生まれて此の方嗅いだ事のない匂いだったんですね。

まさか川崎病に代表されるような公害の原因になるなど考えもしませんでしたし、公害という言葉さえ存在しませんでした。

車は今となっては、手放せない存在であり極めて便利なものです。
或いはステイタスとしての象徴的な存在でもありました。

でも、便利さとは裏腹に我々の人間関係や精神構造まで変えてしまったことは間違いないと思っているのです。

片方では、人の命を奪う凶器でもあります。
一年間に8000人から一万人が死亡するのですから大変なことです。
言わば、ひとつの町や村の住民が全て一年で亡くなったのに同じであります。

顔の見えない密室化した車は、競争意識のむき出しの世界となり、秩序を乱し、日ごろの性格までも凶悪化してしまいます。

追い越されたと言っては、殺人事件だって起こりますしタバコや空き缶、ペットボトルなどの投げ捨て、人を連れ去る道具にだってなってしまいます。

アメリカ映画などを見ていても、車を使った強烈な映画の全盛時代でもあります。

今の世界のグローバル化された経済競争の中心にあるのも車です。
世界中の人々が、先進国の車社会の人々と同じような精神構造の変化にさらされると思うと怖い思いがいたします。

車社会の進展を否定するものでもありませんが、もっと心豊かに、互譲の精神を持って車を利用できる世界が来てほしいものですね。
  


Posted by misterkei0918 at 18:18Comments(0)

2010年12月06日

人材は人財

人材は人財

「人材は人財」と言われて久しいですね。

人は宝である、財産であるということですが、とりわけ企業で良くつかわれます。
企業の経営資源は「人、物、金、情報」と言います。

やはり一番は人なんですね。
場合によっては、人がいなくても商売になることもあり得ます。

例えば、仕入れた商品が素晴らしくて、評判が良くて、こちらが動かなくても購入して頂いて、支払いの現金で、事務や経理処理は税理士任せ・・・・・

社長一人で、誰もいなくても結構な商売をしている人だっておられるかもしれません。

でも一般的には、人数は別にしても殆ど社員がいるものです。

その社員の能力によって、全く同じ商品、同じ商圏、同程度の企業規模や資本力、歴史でも業績の上がるところが存在します。

それは経営者の手腕や人間関係を差し引けば、優秀な、或いは熱心な社員が存在するかそうでないかで結果が殆ど決まってしまいます。

人はそんなに人間としての基礎的能力の差はないように思うのです。

要は、どれだけ勉強、研究してきたか、教育をされてきたのか、そうでなかったのか。
大事なのは、彼らが勉強しなくていけないという意識を持っているか否か、動機づけがなされているのかそうでないのか。

また、そのような環境を企業側が提供できているのかいないのか。

大企業と中小零細との差が歴然とするのは、やはり環境面でしょうかね。

いずれにしても、健全に企業が発展することが社員の福利厚生に直接的につながってきますので経営者の責任は重大です。

こんな閉塞的な経済状況や当てにできない政府、政治家ではいよいよもって経営者の手腕が問われるところでしょう。

経営者にとっては受難の時代ですが、そこで期待できるのが優秀な社員たちです。

「人こそ大切に」の心構えを持って、
しかも「人材は人財」だということを肝に銘じておかないといけませんね。

私の母と祖父がいつも言うのです。
「人を大切に、人を大切に!!」と。
  


Posted by misterkei0918 at 08:43Comments(0)