2010年12月07日
貧乏は工夫
貧乏は工夫
急に思い立って、現在封切り中の「武士の家計簿」を家内と見てきました。
夫婦二人ですと、一人1000円で済みますから有難いですよね。
映画館の席はほぼ満席状態。
派手な場面があるわけでもなく、時代劇でありながら太刀まわりがあるでもなく物静かな地味な映画ではありました。
江戸末期、大政奉還のころの話ですが武士社会が崩れ去ろうとしている頃、「武士は食わねど高楊枝」の時代でしょう。
士農工商とは言いながら、一番に地位が不安定で、下級武士ほど多分貧しい生活を強いられていたのではないでしょうか。
今の方々は、質に自分の物を売るとか、預けるとかの経験は少ないでしょうが昔は日常的でした。
物を買うのも、質屋へ出かけたりしたものです。
ある意味、質屋は日常生活に密着していましたし一体化していたものです。
家系代〃が加賀藩の算盤方という珍しい職業だったわけですが、今でいえば差し詰め会計係というところでしょうか。
江戸の末期には、藩の財政の立て直しにいろんな方が活躍しています。
例えば、二宮尊徳さん、
山田方谷さん・・・・・
この映画で印象的な言葉が出てきました。
貧乏を極める父親が子供に言い聞かせるのです。
「貧乏は工夫」だよって。
そう思えば貧乏だって捨てたものではなさそうです。
だって色んな工夫をするチャンスをくれたわけですから。
それは後々に大いに役立ちますし、勇気だって湧き出てくるものです。
貧乏だからと言って、卑屈にならないで創意工夫を重ねながらいつの日にか脱出するための努力をすることが大事なんですよね。
子供のころは貧しい思いもいたしましたが子供は少しも貧しいことの悲しさやさみしさを感じることもありませんでした。
ただ振り返ってみて、あの頃はそうだったんだと思い知るのです。
ただし親は大変だったでしょうが。
急に思い立って、現在封切り中の「武士の家計簿」を家内と見てきました。
夫婦二人ですと、一人1000円で済みますから有難いですよね。
映画館の席はほぼ満席状態。
派手な場面があるわけでもなく、時代劇でありながら太刀まわりがあるでもなく物静かな地味な映画ではありました。
江戸末期、大政奉還のころの話ですが武士社会が崩れ去ろうとしている頃、「武士は食わねど高楊枝」の時代でしょう。
士農工商とは言いながら、一番に地位が不安定で、下級武士ほど多分貧しい生活を強いられていたのではないでしょうか。
今の方々は、質に自分の物を売るとか、預けるとかの経験は少ないでしょうが昔は日常的でした。
物を買うのも、質屋へ出かけたりしたものです。
ある意味、質屋は日常生活に密着していましたし一体化していたものです。
家系代〃が加賀藩の算盤方という珍しい職業だったわけですが、今でいえば差し詰め会計係というところでしょうか。
江戸の末期には、藩の財政の立て直しにいろんな方が活躍しています。
例えば、二宮尊徳さん、
山田方谷さん・・・・・
この映画で印象的な言葉が出てきました。
貧乏を極める父親が子供に言い聞かせるのです。
「貧乏は工夫」だよって。
そう思えば貧乏だって捨てたものではなさそうです。
だって色んな工夫をするチャンスをくれたわけですから。
それは後々に大いに役立ちますし、勇気だって湧き出てくるものです。
貧乏だからと言って、卑屈にならないで創意工夫を重ねながらいつの日にか脱出するための努力をすることが大事なんですよね。
子供のころは貧しい思いもいたしましたが子供は少しも貧しいことの悲しさやさみしさを感じることもありませんでした。
ただ振り返ってみて、あの頃はそうだったんだと思い知るのです。
ただし親は大変だったでしょうが。
Posted by misterkei0918 at
16:00
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