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2010年12月25日

過去肯定から始めた方が良さそう

過去肯定から始めた方が良さそう

自分の過去は出来れば忘れ去りたいと思う人が大半ではないでしょうか。

人は、苦労した過去や悲しかった出来事は何故かしら脳裏から離れないものです。

逆に楽しかった事や幸せだった事はつい心の片隅に追いやられ、思い出すのもなかなかないものです。

所が振り返ってみると苦難の時代や時期こそ、実は貴重であって、その時をどのようにして乗り切ってきたかが今の自分を決定づけているような気がします。

当然「あの時は幸せだった」などと懐古する事もありますが、どうも生産的ではなかったし危機感は当然存在しません。

反対に貧しかった時、苦しかった時、さまざまなものに反目していた時代は、いつか来るべき時代の為に頑張ることを旨としていたようですし、気持が入っていたものです。

そんな時代こそ、時々は振り返り大事にすることが必要と思われます。

例え今が幸せとしても、その時のことを常に念頭に置くことによって戒めにもなりますし反省の大いなる材料にもなります。

また、新たな飛躍に向って努力する原動力にもなるものです。

自らの困難な過去ただの遺産として葬るのではなく、これからの糧にこそすべきなのでしょうね。

であれば、それこそ苦難の過去を経験している人間こそこれからを有利に進める事が出来るというものです。

凄惨な過去を自慢こそすれ、卑屈になる材料でもありませんし、それがために気後れなど決してしてはなりません。

勇気を持って、英知を兼ね備えて、それに過去の経験をプラスすれば「鬼に金棒」

それこそ明日からが楽しみという所でしょう。


『どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。松下幸之助』


『私の現在が成功というのなら、
私の過去はみんな失敗が土台づくりをしていることにある。
仕事は全部失敗の連続である。本田宗一郎』
  


Posted by misterkei0918 at 23:42Comments(0)

2010年12月25日

「愛されている事を忘れないで!!」

「愛されている事を忘れないで!!」

人は愛されていることを意識すること、確認できる事で、逞しくもなり勇気を奮い立たせることもできるものです。

逆に、人は愛されていない事を意識し、確認できると生きる希望を失い、自暴自棄の世界へと落ち込んでしまうものです。

愛を語る事は、恋を語るよりも困難なことであり、その深遠さは語る事の難しさが象徴的に示しています。

ラジオだったと思いますが、

作詞家・星野哲郎さん、
「男はつらいよ」「なみだ船」「アンコ椿は恋の花」「三百六十五歩のマーチ」「兄弟船」など、名曲の数々を手がけた山口県大島郡周防大島町出身で名誉町民ですが、ご自分の記念館へ訪れた時に、

「子供たちへのメッセージを」と求められて暫し考えた後に
「愛されている事を忘れないで!!」と答えられたとお聞きします。

とりわけ、子供達は愛を自ら語る事はありませんが、彼らが発する信号、つまり言葉や行動、表情は見事に愛情表現であって、しかも無垢なものであります。

一方の親や兄弟、周囲の人々から無償の愛を受け取る事が出来る子供と、逆に親愛の情から取り残されたり、真逆の行動を与えられる子供がいる事はまさしく社会の責任であり親の責任であります。

悲しいかな、人はそれぞれに与えられた境涯が存在し、決して一様なものではないものです。

また、考えてみますと愛情の限りを尽くされた子供が幸せな生涯であるのかと問われれば、決してそうでもない事に気付きます。

波乱万丈な子供時代を経験した人が、その後も不幸な生涯に終始するわけでもありません。

これは私の個人的な思いですが、
愛情にまみれた子供であっても、愛情過多、溺愛がどれだけ不幸な道を歩ませることになるのか、

不幸な育ち方を経験し、屈折した心やコンプレックスにまみれていても上手に世渡りをする人もいるものです。

人は「適度な」愛情に育まれ、時には叱咤を受け、葛藤も経験しながら育つ方が良さそうです。

基本的に人を愛する事、人から愛されている実感を忘れる事のない育ち方が根本ではありますよね。

また、人は愛されていることにのみ執着する事もいけませんし、愛することにのみ神経が走り相手の立場に配慮が行き届かないのも大いに困りものです。


『愛にあふれた人は、愛にあふれた世界に住みます。
敵対的な人は、敵対的な世界に住みます。
あなたが出会う人は、あなたの鏡です。ケンケイエスジュニア』


『どんなにその人を愛していても、その人のためにすべてを犠牲にしてはならない。
なぜなら、必ず後で、その人を憎むようになるからだ。曾野綾子』


『たいていの人は愛の問題を、「愛する」という問題、愛する能力の問題としてではなく、「愛される」という問題として捉えている。
つまり、人びとにとって重要なのは、どうすれば愛されるか、どうすれば愛される人間になれるか、ということなのだ。エーリッヒフロム「愛するということ」』


『人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。
この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。太宰治』


『愛は人生に没我を教える。それ故に愛は人間を苦しみから救う。トルストイ』


『愛にあふれた人は、愛にあふれた世界に住みます。
敵対的な人は、敵対的な世界に住みます。
あなたが出会う人は、あなたの鏡です。ケンケイエスジュニア』
  


Posted by misterkei0918 at 20:09Comments(0)