しーまブログ 日記/一般福岡県 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2010年04月26日

人生という旅に終りはない

人生という旅に終りはない

命を正しく全うするのは並大抵のことではありません。

最後まで全うするのが厳しい現実があるのも確か。
でも、途中での挫折や下車は出来れば避けたいものです。

一年間の自殺者が3万人を遥かに超える事態が続いています。

多分、それと比較にならないほどの人が、何処かの時点で命を全う出来ないとか、思い余って絶とうとした経験があるのではないでしょうか。

私も友人や先輩を自殺で失いました。
悲しいことですが、その人に取ってはそれしか方法がなかったのでしょうね。

その方々を近くで見ていた私からしても結果として自殺を選んだ事に納得をしてしまうからいけません。

「それしか道や方法はなかったんだ」

私にもそんな時期がありました。
でも、人生は生きているからこその事だと思っています。

終りの無い人生を無駄に捨てては勿体無いと思うのです。
苦しい時には前が見えない断崖絶壁を目前にしているようなもの。

命はいつかは果てるものですし、自ら絶たなくても寿命は遅かれ早かれ訪れるものです。

のちの人生もどのように展開するかも誰も分からないもの。
素晴らしい人生が開けてくる可能性の方が大きいはずです。

当然、どん底の今と比べれば。

尽きてしまえば人生ではありませんが、終がないからこそ生きるだけの価値があるものです。

葛藤、七転八倒、挫折・・・・・振り返る人生もまた懐かしく有り難いものです。
それらを肴にして、残りの人生を生きてみたいもの。

生きることのこそ、意義を見出したいものです。
私の人生の終りは天から召される時と思うことにしました。

「もういい頃あいだよ。そろそろこっちにお出で」とね。


『「あなたが百人の人に微笑みかければ、百人の心が和む。
あなたが百人の手を握れば、百人の人が温もりを感じます。
あなたが、自分を見失ったまま死んでいくことで、百人の人が悲しむのです。
あなたは必要な人です。
私に、みんなに、そしてこの世の中に」
マザーテレサが自殺をしようとした人に語った言葉です。マザーテレサ』


『人はえてして自分の不幸には過敏なものです。誰しも幸福を望みますが、それを実感することにおいてはきわめて鈍感です。日野原重明「生きかた上手」』


『愚か者は、幸福がどこか遠いところにあると思いこんでいる。利口者は幸福を足元で育てている。ジェームズオッペンハイム』
  


Posted by misterkei0918 at 18:53Comments(0)