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2010年04月08日

自分だけではない、一人ではない

自分だけではない、一人ではない

自分はつい一人ぽっちだとか、悲しい目にあっているのは自分だけだとか、自分には頼るものがないとか思いがちなものです。

また、人は自分を悲劇のヒロインにするのを好む傾向もあり、上手なものです。
私はそんな人間の最たるサンプルの一人でしょう。
際立っていると言っても過言ではありません。

自信を持って言うのも可笑しいですが、自分でも認めるほどにそうなんです。
私は苦境に陥ると必ずといっていいほど

「可哀想に!!」
「運の悪い奴」
「助けてくれる人はいないのか」

「お前は生まれつき、そのようになる運命を背負っている」
「先は見えているのではないのか?」

「所詮、一人で悩むようにできている」
「どう足掻(あが)いても、どうしようもないのでは?」
「世の中は自分に味方してくれない」

「自分は他の人より常に損をしている」


いつもそうですが、脳裏の中でそのようなつぶやきが駆け巡ります。
自分の生傷(なまきず)を舐めるのが好きなんでしょう。

でも、過去を振り返ってみると一人で乗り切ったり、克服したように見えますが、
(と言うか、自分ではそのように思いたいのです)

決してそうではないことに気付きます。
自分よりももっと大変な苦境に立っている人は五万といるものです。

他人は決して具体的な解決策は持ち合わせてもいませんし、有用な手立てだって提供出来るものではないのです。

それが出来れば、或いはその程度であれば人は悩みはしません。

立ち向かう勇気を与えてくれるのも他人です。
ライバル意識を提供し、負けてはおれないという意識も人が授けてくれます。

言葉の端々に、奮い立たせるものを散りばめてくれるのも人々です。
小さな解決の糸口や、小さな光明を灯してくれることもあるものです

それで充分ではないでしょうか。

人から与えられるものが過ぎるとつい甘えが生じたり、依頼心、依存心が芽生え、自分で解決力を却って削いでしまうものです。

また、喜びの度合いも異なったものになってしまいますし、
若し、失敗したとしても後の人生に活かせるか、そうでないのか、人間関係を継続して構築出来るのか否か。

自分の人生は自らの力で築いていく思いこそが、やがては力強いものとなり後悔も少なく、振り返った人生が賞賛出来るものとなるものです。

難しいことではありますが、自分自身を自ら鼓舞しつつ、自分の足で立つ思いを失い、努力を怠ったときに私自身の人生の歩みは止まってしまいますし、終焉を迎えるのかも知れません。

自分は一人だと思い始めた途端に、人は不思議と下り坂を下ることにさえ快感?を感じてしまいます。
「茹でカエル」ではありませんが、そこが自分のコンフォートゾーンになってしまうのです。

一人ではない、一人ではないと繰り返し繰り返し呟くことが大事なんです。

しかも自分はまだ恵まれている方であることを知り、想像を超える苦難の道をそれでも乗り越える人がいることも。

頑張れ!!頑張れ!!
  


Posted by misterkei0918 at 17:45Comments(0)