2010年08月23日
忙しさは案外、消化出来るものです
忙しさは案外、消化出来るものです
「忙しい、忙しい」はなるべく言わないようにしています。
だって忙しいの「忙」は心を失うと書きますから。
とは昔から大人が教えてくれました。
また、忙殺、殺伐という言葉もあるくらいです。
そうですよね、忙しいといっていても物事の解決にはなりませんし、却って自分の気持ちを急きたて、空回りを促しているような気がします。
小さい子供に「お母さんは忙しいんだから、自分のことは自分でしなさい」
「忙しいのだから、あなたに構っている時間なんかないんだから」
などと言われるとショックです。
そんな親に限って、大した忙しさなどではないのです。
或いは、能率の悪い、物事の案外裁けない人だったりもします。
でも、忙しいと言いたい時もあるものです。
そんな時には、慌てないで一つ一つ優先順位を決めて片付ける癖をつけることです。
しかも落ち着いて。
メモを書いてみるのもいいですよね。
しなくてはいけないこと、
連絡をする事、
電話をする事、
纏めないといけない事、
会議や打ち合わせ、
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書いてみると案外そうでもなかったりします。
しかも精神的に落ち着きますよね。
それで済ませたつもりになってはいけませんが。
その中から一つづつ片付けていけばいいのです。
私はそのメモをいつも肌身離さず持ち歩きます。
何かあると思い出しているのです。
いくつも用件が重なっていると、「確かに沢山の予定や用件があるはずなのに思い出せない」とか、「一部忘れている」とかありますよね。
土壇場になって思い出して大慌てするなど。
片付いたら一つづつ消していくのです。
慣れてくるとその消す作業そのものが楽しくなってきます。
そうなるとしめたもの。
消すという心地よい作業の為に、重なった用件をこなし始めます。
人は不思議なものです。
あれほど、重なりすぎた要件で混乱していた気持ちまで落ち着いてくるのですから。
こなす事が、しかもリズム化できるといいですよね。
最後に上手に裁いた自分を「よく頑張ったな」位は心の中で賞賛してあげてもいいのではないでしょうか。
また、それに乗じてますます頑張るに決まっていますから。
Posted by misterkei0918 at
23:16
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