2010年08月15日
救急の30秒治療
救急の30秒治療
数ヶ月前から、両耳の中に傷状のものが出来て、今朝は痛みから救急治療センターへ走ってしまいました。
かかりつけの耳鼻咽喉科は残念な事に改築状態で見てもらえない事態。
地域の耳鼻咽喉科を訪ねますが、13日から16日まで調べたところは全て休み状態です。
数日は、依然頂いていた痛み止めで夜を過ごすことになってしまいました。
昨夜は一応痛み止めは飲みましたが、
家族から「耳が聞こえなくなったらどうするの」
「我慢強いのが災いする事だってあります」などの言葉に触発されたこともありますが、ネットで救急外来をしているところを調べる事にしました。
若しかすると開業医の方が何処かの地域で診療されているかもしれないとの期待も掛けて。
ですが、やはり想像通り救急センターしかやっていないようでしたので8時に自宅を出発。
到着が8時20分。
受付を済ませ、9時からの診療開始です。
私が耳鼻咽喉科の3番目。
待っている間にも、カルテを持った患者の方がお見えになります。
子供の泣き声だって聞こえます。
どうも私よりまだ後の治療のようです。
私はどうにか我慢は出来ますので、先に子供を診療していただいてはとも思ったのですが私一人が譲るだけならいいのですが、その間の患者さんを飛ばしてしまうと言う事であればその方々に迷惑をお掛けする事になってしまう様な気がして断念を致しました。
難しい判断ですよね。
そこにいる皆さんの全員にに声を掛けて了解を得る事もできませんしね。
私の番です。
「○○さん、どうぞ」
先生の前に座って、「どうしました?」
「数日前から、両耳に傷状のものが出来て痛くて困っています」
ポップコーン状の黒いものを私の耳に差し込んで「炎症を起こしていますね」
「両耳に薬を塗っておきました」
「明日、近くで診察を受けてください」
その間、20秒?30秒?
せめて、考えられる原因だとか、こんな事には注意しておきなさいとか、何かなかったのでしょうかね。
普段からのかかりつけの先生とのいつもの診療であればそんな事でもいいのでしょうが、こと救急に朝早くから駆け込んできたのですから。
しかも大いに頼りにして。
せめて痛み止めくらいは欲しかったのですが、薬の処方もなし。
そんな程度で救急に駆け込んだ自分が空しくもなり、恥ずかしくもなってしまいました。
私の様に滅多に病院などに行かない人間、ギリギリまで我慢をする人間にとってそんなものなのかとますます持って病院へ行かない身勝手な理由付けが始まりそうです。
「医は仁術」
些細な事でもいいと思うのです。
患者の気持ちを和ませる、安堵と落ち着きの心を授けるのがお医者さんの一番の役割と思うのですが如何なのでしょうか。
命に係わる事態出なかったとしても、自分の健康や心のあり方に自信を持って生き抜くにはお医者さんのそんな何気ない心遣いが力強い生命力を授けてくれるものです。
今日の救急は、むしろ行かなかったほうが良かったようです。
数ヶ月前から、両耳の中に傷状のものが出来て、今朝は痛みから救急治療センターへ走ってしまいました。
かかりつけの耳鼻咽喉科は残念な事に改築状態で見てもらえない事態。
地域の耳鼻咽喉科を訪ねますが、13日から16日まで調べたところは全て休み状態です。
数日は、依然頂いていた痛み止めで夜を過ごすことになってしまいました。
昨夜は一応痛み止めは飲みましたが、
家族から「耳が聞こえなくなったらどうするの」
「我慢強いのが災いする事だってあります」などの言葉に触発されたこともありますが、ネットで救急外来をしているところを調べる事にしました。
若しかすると開業医の方が何処かの地域で診療されているかもしれないとの期待も掛けて。
ですが、やはり想像通り救急センターしかやっていないようでしたので8時に自宅を出発。
到着が8時20分。
受付を済ませ、9時からの診療開始です。
私が耳鼻咽喉科の3番目。
待っている間にも、カルテを持った患者の方がお見えになります。
子供の泣き声だって聞こえます。
どうも私よりまだ後の治療のようです。
私はどうにか我慢は出来ますので、先に子供を診療していただいてはとも思ったのですが私一人が譲るだけならいいのですが、その間の患者さんを飛ばしてしまうと言う事であればその方々に迷惑をお掛けする事になってしまう様な気がして断念を致しました。
難しい判断ですよね。
そこにいる皆さんの全員にに声を掛けて了解を得る事もできませんしね。
私の番です。
「○○さん、どうぞ」
先生の前に座って、「どうしました?」
「数日前から、両耳に傷状のものが出来て痛くて困っています」
ポップコーン状の黒いものを私の耳に差し込んで「炎症を起こしていますね」
「両耳に薬を塗っておきました」
「明日、近くで診察を受けてください」
その間、20秒?30秒?
せめて、考えられる原因だとか、こんな事には注意しておきなさいとか、何かなかったのでしょうかね。
普段からのかかりつけの先生とのいつもの診療であればそんな事でもいいのでしょうが、こと救急に朝早くから駆け込んできたのですから。
しかも大いに頼りにして。
せめて痛み止めくらいは欲しかったのですが、薬の処方もなし。
そんな程度で救急に駆け込んだ自分が空しくもなり、恥ずかしくもなってしまいました。
私の様に滅多に病院などに行かない人間、ギリギリまで我慢をする人間にとってそんなものなのかとますます持って病院へ行かない身勝手な理由付けが始まりそうです。
「医は仁術」
些細な事でもいいと思うのです。
患者の気持ちを和ませる、安堵と落ち着きの心を授けるのがお医者さんの一番の役割と思うのですが如何なのでしょうか。
命に係わる事態出なかったとしても、自分の健康や心のあり方に自信を持って生き抜くにはお医者さんのそんな何気ない心遣いが力強い生命力を授けてくれるものです。
今日の救急は、むしろ行かなかったほうが良かったようです。
Posted by misterkei0918 at
22:28
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