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2010年10月14日

余程でないと仕返しをしようなどと考えない事

余程でないと仕返しをしようなどと考えない事

悲しい事や苦しい時、人は自分の精だとは思いたくもありませんしその原因やきっかけ、禍を与えたのは全て他人だと思いたいものです。

しかも自分が他人にしてやった禍も自らがもたらしたものだとは考えもしないものです。

たとえ、もしかするとと脳裏をかすめても、出来れば知らんふり、ほっかむりで遣り過ごしたいものです。

案外、自分の仕業で他人を苦しめたり、不幸に追いやったりしているのですが、人間は本能的に気付かなかったり他人の自業自得と押し付けたりするものです。

自分が受けた禍は、不思議な事に忘れませんし、他人への恨み辛みに終始してしまいます。

時には、機会があれば陥れたやろうとか、仕返しの機会を伺ったりするものです。

ですが、私の過去の経験からすると辛抱する、仕返しなど考えない。
これが一番、人生に大切な事のように思われます。

やられっぱなしは悔しいものです。
夜も寝むれない事だってあるもの。

昔から「負けるが勝ち」と言う言葉だってあります。

人生は不思議なもので、いきり立って感情的な解決を図ろうとする事が結局は墓穴をほったり、周囲の評判を落としたり、碌な事はありません。

増してや仕返しなどしようものなら、周囲から恐れられて付き合いの幅は狭める、自分の品位や人間性まで落としてしまいます。

辛抱する事、我慢する事、
落としどころの無い自分の心の有り様を修めることで、精進に繋がっている事・・・・・

人は理性の動物と言われます。
感情のコントロールが出来てこその人間であります。

仕返しや報復で事の解決を図るのは、容易い事ですが、却って自らの立場を弱くするのみで良いことはなさそうです。

それは相手の思う壺で、待ち構えている事。
乗じて損をするのは自分。

過去の経験に基づいても、時間が大きな解決の糸口になるもの。
振り返ってみると、「あの時、はやる気持ちを抑えた事が良かった」などと思うことが殆どです。

仕返しや報復をするときには、相手と刺し違えてお互いに奈落の底に辿る道を歩む事を知ったほうが良さそうですよ。

そのくらいの覚悟を持つことが大事。


『報復する時、人間はその仇敵と同列である。しかし、許す時、彼は仇敵よりも上にある。ベーコン』
  


Posted by misterkei0918 at 22:08Comments(0)

2010年10月14日

秋の心は浮ついて落ち着かなくて

秋の心は浮ついて落ち着かなくて

秋は何故か知りませんが、何かしら物憂い(ものうい)感じがしませんか。

春は、動植物的というか、生物的とでも言うのでしょうか。
息吹(いぶき)や躍動を感じます。

辛い、抑圧的、厳しくしかも行動を制約される、或いは花開く春を迎えるために存在する冬を終えて、一挙に色んな意味で花開く季節が春であるようにおもいますが、

片や秋は、発散の季節であって、限りを尽くした夏を終えて所謂、虚脱感、虚無、或いは次を見出せないような焦燥感さえ感じてしまいます。

「女心と冬の風」・・・イギリスの諺らしいです。
日本では、「男心と秋の空」、あるいは言い換えて「女心と秋の空」などとも言います。

いずれにしても、心が定まらない、落ち着かない、浮ついた状態を表現した言葉のように思いますがどうも秋は物悲しい、暗渠にでも飛び込んだような気分になってしまいます。

食欲の秋、読書の秋、運動の秋、行楽の季節・・・・・
などとも言いますが。

フワッとした感じですよね。
はっきりしないと言うか、何か浮ついて、そうでいながら落ち着かなくて。

行動力のある人やより成長したいと思う人に限ってそのような気分になるような気がするのですがどうでしょうか。

季節は、過ごしやすく穏やかで本来なら、より行動的になりそうなものですが。

皆さんは如何ですか。

「いや違う、暑くて何も出来なかった夏が過ぎて、今こそ行動の時!!」と意気込む人もおられるのでしょうが。

私は前者のほうですから、秋はそれなりの使い方をすればいいのかなとも思っております。

例えば、ゆっくり思いにふけるとか、
突き詰めて考えないといけない事案に対峙する、

躍動的な夏と違って、真剣に落ち着いて人間関係を構築できる時期、
動物的、生物的側面が勝っている時期と違って、極めて人間的な側面を強化できる時期、


そんな風に思ってみることにします。

気分は落ち込み勝ち、物思いについふけり勝ちの季節ですが。
来る冬に備えて、或いは吸収の季節かもしれませんね。
  


Posted by misterkei0918 at 07:47Comments(0)