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2010年11月21日

人の目は気にした方がいい

人の目は気にした方がいい

周りからは「人の目を気にしなくてもいい」とか教えられたものです。

それを精神的な負担として感じる人、
実力を発揮するのに妨げになる人、
煩わされたくない人、


などの影響を受ける人がいますから、絶対的にそうだとはいい難いところですが、人間はどうも人の目を気にしたり、言動に惑わされたりする動物ですから所詮逃げ出すわけにはいきません。

また、周りの目や言動を気にするようにできているという事は逆にそのことを利用して新たな人間性が出来上がったり、思わぬ副産物や発展の糧にする力や本能的な能力を有しているような気がするのです。

言わば逆療法とでも言うのでしょうかね。

人の目を心が萎縮する原因と考えたり、精神的な重要な負担とするのであれば、あまり拘る事はいけませんが

私はこれを大いに利用する事で大いに変りえる大事な能力と考えれば極めて大切な人間として与えられた能力のような気がしないでもありません。

恥ずかしがり屋の私にしてみれば、人の目ほど嫌なものはありませんでした。

完全に思考停止に追い込まれますし、人の前に出る事さえも遠慮をしてしまうものです。

遠慮をすると書いたのには理由が存在します。

遠慮とは、積極的、絶対的に嫌とか、何が何でも拒否という理由でもないというところが大事なのです。

という事は何処かに「人の目を受け入れる」側面が存在するという事でもあるのです。

人間はそんなもののような気がします。

「人の目は気にしない方がいい」と考える事は簡単なことですが、人間はそんなに単純にはできていない事、

能力は無限で、何が引き金になるか、動機になるか、励みになるかは誰にも分からないことであり、その大きなインパクトになるのが「人の目」のような気がするのです。

デビュー当時の女優さんが、

最初は田舎の女の子のようだったのが人の目を意識するうちに修練され、自信に満ち溢れ、光り輝く素晴らしい女優に生まれ変わるのは明らかに「人の目」の恩恵を頂いているように思うのです。

これを利用しない手はありませんよね。
利用すると意識すれば、こんなに心地いいことはありませんし、その為の努力だって怠らないものです。

若い頃からこのことを知っているだけでも、大変な収穫のような気がしますね。

この事が自己顕示欲の発露になったり、出しゃばりや、自分だけが優位性を発揮できるような環境づくりに利用するようでは本末転倒です。

人は謙虚で、秩序を守り、自己犠牲の精神こそ大事にされるべきだから。
  


Posted by misterkei0918 at 10:04Comments(0)