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2010年12月18日

晩学の勧め

晩学の勧め

若いころ、或いは勉学に勤しまねばならない時期をおろそかにしてきた事の付けが今頃になって回ってきたのでしょうか。

頭の回転は良くない癖に勉強だけはしたいのです。

所謂、今までしてこなかった分の欲望が頭をもたげてきたのでしょうね。

でも、義務感とか際立った必要性に駆られているのでもなく、ただ淡々と時間にあまり拘束もされないで、しかも拘束感もなくて学ぶのが大好きになってきました。

これが、試験対策だとか競争に駆られるとなると多分私の性格では勉強の機会を作ることをしないかもしれません。

自分のペースで、自分が学びたいものをわがままに学んでおります。

しかも一貫性もなく。

先日から読んでいる、と言ってもまとまった時間がとれませんので、車で走っている赤信号の待ち時間とか、汚い話ですが、トイレの中だとかで断片的に読んでいるのです。

こんなところが目に留まりました。

本居宣長が書いた本で「うひ山ふみ」という本があるらしいのです。
この本は、「初学(うひまなび)」を「山踏み(やまあるき)」にたとえた学問の入門書のようです。

1798年10月、宣長69歳の時に書いた10ページに満たない小著。

私にとって嬉しいことが書かれています。
「晩学(おそまなび)」について、かなりの年をとってからの晩学であってもそれなりの成果はあるであろうし、「人の才、不才」ということも「怠らず勉めだにすれば」・・・・・

と言っているのです。
嬉しいことです。

遅まきながら、勉学に勤しもうとすると今更という気持ちにもなりますし、無駄な抵抗でもありますし、幾らか気後れなども感じるものです。

役に立てようとか、人様と競い合うとか余分な思いに走らないでマイペースで学びたいものを年をとっても学ぶ姿勢が大事なのでしょうね。



Posted by misterkei0918 at 01:45│Comments(0)
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