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2010年12月05日

働くは端(はた)を楽にするため

働くは端(はた)を楽にするため

「職業に貴賎はない」とか、
「上下に貴賎はない」とか言います。

職業に貴賎はあると思っています。

昔はそうでなかったのかもしれませんが、
現代は職業に社会的使命とか、貢献とか、社会的な必要性、経営理念とか、どうも表向きには語られはしますが、昔に比べて所謂金儲け優先になってしまったり、人を陥れてでもという思いやアンダーグラウンドの商売、自らの地位確保のためや安易な起業がはびこっていますので、職業に貴賎が今ほど存在している時代はないような気がします。

ネット社会も大いに影響していますし、マスコミ報道や学校教育にも責任が大いにあると思っています。

当然、親の考えがそのようになってきていますから子供もそのような考えになるのは仕方ないでしょうね。

元来、仕事や職業は生活の基盤を支えるために極めて大切なことであり、これなしには生計を安定的に維持することは難しくなります。

より大きなお金を求めて、仕事をすることを否定することはいけませんが、本末転倒になってはいけないと思っています。

お金を求めるがために、自己優先をしてみたり、他人の存在を無視したり、蹴落としたり、社会的な悪影響、損害を与えるようではいけませんしあるべきことではありません。

社会全体がお金を優先し、お金があれば何でも解決できる環境が進めば進むほど、人は他人より先を競ってお金を求め心の在り方が歪んでいくことは今後も進んでいくように思います。

社会や家族の在り方も大きく変化し、お金でないものでの支え合いが希薄になり、行き交う心の大切さがますます失われていくに決まっています。

それがために、職業に貴賎が明らかに生じてきていると思われます。

職業や仕事は家族を大切にし、極めて重要な社会的存在として尊ばれ、自らの人間性や協調の心を醸成するものとしての位置づけであるべきだと思っています。

自分が頑張れば頑張るだけ、社会や家族がより高い次元での生活や活動が保障され心豊かで、明るく楽しいものであるための基本であると思います。

逆に言うと、賤しい職業が存在することは賤しい心がそこに存在し、人々の心を賤しいものとし、惑わし、犠牲や混乱を助長するもので。

そのような職業が全く存在しない社会は、世界を見ていても、日本の歴史を振り返ってみてもあり得ないと思いますが、行政や法律、社会の規範、意識として少なくする努力を失ってはいけませんね。

働くことは、身近な人々を楽にすると思えば、少々きつい仕事でも勇気をふるって頑張れそうです。



Posted by misterkei0918 at 10:06│Comments(0)
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