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2010年12月03日

人は言われ続けるとそのようになる

人は言われ続けるとそのようになる

私は小さい頃、本当に悪い子でした。
母親からは日常的に叱られていましたので、相当に悪かったのでしょう。

また、母親の叱り方も尋常ではなかったようです。
隣の人が止めにくる位でしたから。

いまでも母親の身になれば、叱っても仕方なかったと理解しています。

私の叱られ方はそうではなかったのですが、

子供のころに「お前は馬鹿」、「お前は馬鹿」と連発されると子どもは自分は本当に馬鹿なのでは?と思ってしまいますし、不思議なものでますますそのように行動してしまいます。

「お前は橋の下から拾ってきた」、
昔の親はこんな言い方を子どもによくしたものです。

何度も何度もいわれると、「本当に自分は橋の下に捨てられていたのでは?」と肯定をしてしまいます。

卑屈になりますし、惨めな気持ちになってしまうものです。

逆に発奮をさせようとして、言う事もありますよね。
その付近は前後の言葉次第、日頃からの信頼関係やしつけによって解釈が異なってくる事になってしまうものです。

また、「お前は天才」「お前は素晴らしい」「貴方は人並み以上」などと日常的に褒めちぎられると子どもは「自分はそんな素晴らしい人間なんだ、天才なんだ、優秀なんだ」と思い上がった人間性が出来上がるものです。

自己主張が過ぎる人や、際立った自信過剰などがそうなのではないでしょうか。

或いは、「誉め殺し」と言う言葉もあります。

出来もしないのに、口先三寸、ほら吹きなどがそうでしょう。
自己を鼓舞するため、追い込むための手法でもありますが、そんな人は観ているとそれなりに理解できるものです。

私などはどちらかと言うと、自信喪失派でしょうね。
ですから、自信が出るまで時間がかかりますし、物事の理解がなかなか進みませんし、人前に出るのにも訓練が人並み以上に必要です。

「硬軟使い分ける」と言う言葉がありますが、子育てや社員教育もそうなんでしょうね。
その本人の資質や対応能力を確認しながら、教育を行わないと一方的な感覚や感情だけに頼る教育には、将来に禍根を残したり、傷跡を大きくしたり、若しかしたら心まで歪ませているやも知れません。

オーバーに言えば、その人の人生をも狂わせる事態を招いている事にもなってしまいます。

子育てや教育は大変に難しいものですが、それだけに重大な任務であり、責任重大です。

私自身も或いは育て方によっては、今頃全く違った私が存在していたのかも知れません。

「人は言われ続けるとそのようになる」。
このことをいつも考えながら、人とも交流をしないといけませんね。



Posted by misterkei0918 at 08:15│Comments(0)
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