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2010年09月27日

象と鼠と人間

象と鼠と人間

日本では100歳以上の方々の消息不明が問題になっています。
悲しい事です。

親子の繋がりや情愛、本来極めて親しくあるべき縁者が消息さえ分からない時代になってきました。

興味深い話がありますので拝借しました。

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動物の寿命について、東京工業大学の本川達雄教授が、「ゾウの時間、ネズミの時間」と言う本の中で、興味深いことを書いています。

「哺乳類の場合、いろんな動物の寿命を、心周期(心臓が1回ドキンと打つ時間)で割ってみますと、15億という数字が出ます。

つまり、哺乳類の心臓は一生の間に、15億回打つという計算になるわけです。

ハツカネズミは、心臓がドキンとするのに、0.1秒しかかかりませんから、15億回打ち終わるのに、2−3年しかかかりません。つまりネズミの寿命は2~3年です。

それに対して、インドゾウは、1回ドキンとするのに3秒かかるので、15億回、脈拍を打つのに、70年近くはかかります。

ゾウはネズミよりずっと長生きなのですが、心拍数を時間の単位として考えるなら、ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ、生きて死ぬことになるわけですね」

人間の場合は本川教授の計算だと、26.3年になります。

しかし80才まで生きる人がたくさんいるのに、これは納得いかない数字ですよね。
でも彼は、こうも言っています。

「人間も、もし、煮炊きする技術もなく、入れ歯もなかったら、人間だって50歳を過ぎたら、食べられるものがなくなってしまいます。

もちろん、入れ歯だけで80年、というわけではないですよね。

安定した食料供給、安全な都市や医療の発達等が、飛躍的に人間を長寿化させた要因です」  「実は、縄文人の寿命は31年だったという推測値があります。

本来の人間の寿命はそのくらいなのかもしれません。15−16歳で子供をつくって、ある程度子育てして、次の世代にバトンタッチしていくという循環だったんでしょう」
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或いは、人間の寿命を延ばすことにのみ執着していますがそれが本当に幸せな人々を増やしているのでしょうか。
寿命では図れないものがあるような気がしますね。



Posted by misterkei0918 at 22:11│Comments(0)
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