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2010年09月15日

耳の話、本当?

耳の話、本当?

あるお坊さんと話していた時の事です。

「人の感覚で一番最後まで残るのは、聞くこと。つまり耳」と言われました。
臨終の経験がありませんから、真偽の程は分かりませんが、どうもそんな気がしないでもありません。

耳はただ物音を感じるだけではなく、気配とか、雰囲気を何かしら先取りして感じているような気がするのです。

暗闇は目では何も見えませんが、そこでフル稼働するのが耳ではないでしょうか。

耳は、音や気配、雰囲気だけではありません。
人間の平衡感覚を司っているのも耳です。

目で見つめていればまっすぐ歩けるのではなく、耳がそこで大変な役割を演じているのです。

耳で聞こえる周波数は、通常20Hzから、15,000Hzないし20,000Hz程度の周波数(可聴域)を音として感じることができますが、可聴域を超えた上下の周波数の音を超音波と言い、

可聴域下限付近の低周波音は、騒音被害(低周波騒音)を引き起こすものとして最近注目されています。

どうも私どもの耳は、感じない筈の音に敏感に反応しているのかも知れませんね。

冒頭の話に戻りますが、

亡くなられる方の感覚で最後に残るのが耳だとしたら、「臨終で御座います」と目は閉じてしまっても或いはそば耳を立てて、私どもの泣き声や愁傷の言葉を聴いてながら、旅立たれるのかも知れませんね。

或いは、死者に追い討ちをかける様な言葉を吐いているとしたら、そのままそっくりあの世まで持って行かれるかも。

「死人に口なし」とは言いますが、口や目は機能停止になっていても耳は不全に陥っていませんから私どもの本心を読みとっておられることになってしまいます。

やはり、心から弔ってあげる事の重要性を改めて感じ入らないといけませんね。

誰か、この付近の事をご存知でしたら教えてください。


『昼間は目が、夜は耳が利くものである。イギリスのことわざ』


『吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)う、七十にして、心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こえ)ず。孔子』


『相手の話に耳を傾ける。これが愛の第一義務だ。ポールネイリッヒ』


『人には口が一つなのに、耳は二つあるのは何故だろうか。それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ。ユダヤの格言』



Posted by misterkei0918 at 21:49│Comments(0)
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