2010年08月24日
成功へのステップってあるの?(前編)
成功へのステップってあるの?(前編)
商いは「人」であると昔から言われています。
商いは「飽きない」にも通じます。
果たして成功への階段、ステップはあるのでしょうか。
私も若い頃、ある大手コンピューターメーカーを飛び出し起業の経験を持っています。
自分に経営が出来るなど、未だに思ってもいませんし、おこがましくも今でも経営をしている等と到底思ってもいません。
ちょっとした舵取り役位の感じでしょうか。
経営とは、もっと高度な判断や知識、情報に基づいてマーケティングや戦略戦術に裏打ちされた行動のように思うからです。
私の経営は行き当たりばったり、極めて少ない知識、どちらかというとどんぶり勘定で荒削り、理念の無い、哲学の無いやり方です。
人真似でも経営は無理、駄目なものです。
人真似で成功へのステップが確保できるなら、昼夜を問わず研究すれば成功するはずです。
でもそう簡単にはいかないものです。
では真似ではなくて、マーケットの理論や数学的、科学的な勉強をすれば成功へのステップを掴めるのでしょうか。
決してそうでもないでしょう。
そうであれば優秀な大学で一生懸命に勉強した人は成功することになってしまいます。
では、一心不乱に汗水たらして骨身を削って頑張れば成功するのでしょうか。
人の経験を自分のものとすることも大事、
理論やノウハウを勉強も大事、
寝る間を惜しまずに頑張る事も大事・・・・・
どれをなくしても経営は成り立たないものです。
成功が自らの努力で勝ち取る人がいるかと思えば、タナボタや偶然、ちょっとしたきっかけ、成り行きや強引な手腕、手練手管で勝ち取ることもありますよね。
私は、
成功しようとする執念・理念、
成功する運や時そして幾許(いくばく)かのお金、
人との良好な係わり・・・・・ではないかと思うのです。
しかも成功はいつまで続くとも保証されないものです。
日本は世界中の何処と比較も出来ないくらいに長寿企業が多いところです。
そこには、東の果てでしかも孤島であった事も幸いしているのでしょうが、気候や風土に育まれた国民性がその役割を十分に果たしたような気がします。
長くなりました。
明日に続けてみたいと思います。
Posted by misterkei0918 at 19:02│Comments(0)