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2010年08月09日

人として仄かな香りが残せればいい

人として仄かな香りが残せればいい

余り大きなことは望まない事です。

有名になりたいとか、
大金持ちになりたい、
大会社の社長に、
大邸宅に、
超高級車に、
飛びぬけた美人と結婚を、
日本で一番のビルオーナーに、
大株主に、
巨万の富を、



夢にしても限度があります。
密かに自分の胸の内に秘めているのはいいのですが。

口にしだすと、「大法螺(おおほら)吹きめ」とか、「身の程知らずが」とか、
挙句の果てには「気でも狂ったのか」とうしろ指を指されてしまいます。

程々が良さそうです。
手の届きそうなくらいの。

人には天分とか、与えられた才能とか、限界とかがあるような気がします。
私には私が果たしえる分があるような気がします。

自分でその限度を勝手に決めてしまって萎縮するのもどうかと思いますが、
真剣に自分の可能性が無限にあるかのごとき考えは、真摯に物事を考えたりする上で過度過大な自己評価につながり、自らの足元を見失い、不安定な人生を却って歩むような気がします。

人生の未来は、自分の過去の延長線上にあるもので、決して唐突に、矢継ぎ早に好転をするものでもないような気がするのです。

謙虚で、自らを戒めつつ、人を大切にする事を忘れず、地道で継続的な努力こそ尊敬されるべきであり、結局はそのような人々が世の中をリード、率先垂範していると思うのです。

人はそれぞれに特長があって、それぞれに光を放つ存在なのでしょうが、際立った光を放つ人、細々と放つ人、光がどうしても遮られてしまう人、屈折を繰り返す人・・・・・

一様ではない人生ですが、私の思いは「人として仄かな香りが残せればいい」と思っているのです。

どうせ、鈍い細い、弱弱しい光しか放射できない事は十分に分かっていますから。

光は目に見えますが、香りがあるとすれば陰も形も存在はしませんが、一過性の消え去る身ではあっても仄かな香りでもいいような気がするのです。



Posted by misterkei0918 at 19:16│Comments(0)
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