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2010年07月22日

過去は何のためにあるのか?

過去は何のためにあるのか?

過去に捕らわれて、なかなか身動きの取れない格好の私ですが、

果たしてその過去はこれからの私の未来にどのような貢献をしてくれるのか、或いは重荷になって足かせとしての暗い役割に終始するのでしょうか。

先輩たちは「経験に学ぶな、歴史に学べ」と教えてくれます。

私で言えば、経験はすなわち私の過去の事であり、歴史は先人が歩んだ足跡であります。

そういう意味では私の過去はあまり学ぶべきものは無いのかもしれません。
むしろそういう理解でいた方がより前向きで確実な人生を送れそうです。

私の過去の失敗は2度と繰り返さないためへの轍(てつ)であって、一過性のただの一里塚として大事にしておく程度、そして成功は戒めの教訓にするくらいが良さそうです。

自分の過去の成功体験を引きずって、柳の下の2匹目のどじょうを狙ってはいけませんし、それは過去の亡霊であってむしろ役に立たない事が多いものです。

そして怖いのは、成功体験の慢心であります。

それは今後の決断を鈍らす最大の敵のような気がします。

過去の成功体験がどれだけ挫折の踏み台になっているかは周りを見渡せば理解できます。

過去の体験は、2度と繰り返すことの無い人生の中での大切な体験として留め置くくらいが良さそうです。

過去に執着しない、
振り返らない、
未練を残さない、
浸らない・・・・・

過去の亡霊は、取りついたら離れないもの。
自らの今の心を奪い去るくらいはたやすいもののようです。

未来への足がかりを探るための過去、豊富な経験を積み重ねるが為の過去で十分ではないでしょうか。


『ある者は過去の記憶をむし返して、我と我が身をさいなみ続ける。
ある者はまだ見ぬ罪におびえて、我と我が身を傷つける。
どちらも愚かきわまることだ。
過去はもはや関係がなく、未来はまだ来ぬ……。セネカ』


『一度だけの人生だ。
だから今この時だけを考えろ。
過去は及ばず、未来は知れず。
死んでからのことは宗教にまかせろ。中村天風』


『生き残るための執念と過去を捨て去る勇気がいかに大切か。山田正彦』


『過去にこだわるものは、未来を失う。チャーチル』


『幸福人とは、過去の自分の生涯から、満足だけを記憶している人びとであり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である。萩原朔太郎』


『過去にしがみついて前進するのは、鉄球のついた鎖をひきずって歩くようなものだ。ヘンリーミラー(米作家)』


『苦悩こそ人生の真の姿である。
我々の最後の喜びと慰めは、苦しんだ過去の記録に他ならない。ミュッセ』


『われわれは過去への思い出によってではなく、未来に対する責任によって賢くなるのである。バーナードショー』



Posted by misterkei0918 at 16:56│Comments(0)
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