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2009年12月31日

除夜の鐘って、どうして108?

除夜の鐘って、どうして108?

31日の大晦日が紅白歌合戦で締めくくり、開けた途端に除夜の鐘が鳴り響きます。
心新たな気持ちにもなるというものです。

紅白を見ながら、年越し蕎麦を食べ、行く年を惜しみ感謝し、来る年に期待と夢を託します。

さて、除夜の鐘の108の数は煩悩の数というのですが、私どもの日常にはこんなにも煩悩が隠れているのでしょうか。

色んな方のお知恵を拝借しました。

煩悩は、我執(自己中心の考え、それにもとづく事物への執着)から生じ、その意味は「一切の欲望や妄念」とも、「心を汚し、惑わすものとも言われるようです。

金の数も実際には、まちまちのようですが少ないものは3、通常は108、多いのは64,000も。

煩悩の根本は三毒で、貪欲、・瞋恚(しんに・しんい)・愚痴(ぐち)。

108の数について、興味深いこんな事が記載されていました。

『まず、人は六つの対象(六鏡と言い、色、声、香、味,触、法)を理解する感覚器を6つ持っていて(六根と言い、目,耳、鼻、舌、身、意)、それで理解する。

その時の理解の仕方が3つ(三不同と言い、好、平、悪)、理解の程度が2つ(染、浄)、そしてその全てが三世(過去、現在、未来)にわたって人を悩ますとされている。

この、6(六根)×3(三不同)×2(染、浄)×3(三世)=108
六鏡はあくまでも対象なので含まない。

あと一つの説は、
六鏡には、三不同以外に三受(楽、捨、苦)の受け方があり、それが三世にわたるという説もあり、
6(六根)×(3(三不同)+3(三受))×3(三世)=108・・・』


世の中、知らない事だらけです。

そもそも日本は仏教国ですから、信心している、信心していないに関わらず知識を深めていた方が良さそうですね。



Posted by misterkei0918 at 07:50│Comments(0)
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