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2010年02月09日

反対意見の出ない決定や実践

反対意見の出ない決定や実践

会議をしていると全く反対意見の出ない事があります。
会議の性格にもよりますし、そこに誰がいるのかによっても様相が変わってきます。

家庭でもそうですよね。

厳(いか)つい、強面(こわおもて)の父親が眉間に皺を寄せていたら、子供は意見など出さないし、親の顔色を伺っているものです。

或いは、意見や反対をしてもどうせ何にもならないとか、反映されないと知っていたら、嫌な思いまでして意見など出してはくれません。

会議の主役や提案者にしてみれば、出来れば揉める事なく、すんなりと自分の意見が通れば安心しますし、手直しや考えなおすことの必要もありませんから、これに越したことはないと思いがちです。

私も子育ての頃は子供に意見される親の姿や、折角親として考えや方向性を示しているのに反対されるなど言語道断と思ったりしていたものです。

父親の威厳を履き違えていたんです。

子供は父親の言うことを聞くのが当たり前だとか、聞いていれば間違いないと思っていたのでしょうね。

飛んでもない間違いでした。
子供達には申し訳なく思っています。

企業でもそうですよね。
経験豊富で修羅場をくぐって来た経営者ほど、豊富な知識や体験に裏打ちされていますから際どいところの判断や多くのリスク、危険性、大事なお金の事も精通していて当たり前です。

ですが、物事は新しい息吹を吹き込んだり、全く違った発想や見方、考え方を入れた方が成功に近かったりもするものです。

こんな事も言えます。
決して経験や知識だけが物事を成功させるわけではないと言うことです。

案外、視点を違えて判断した方が新鮮味やインパクトが潜んでいたりします。

そうは言っても経営者は社員などの意見を聞くことは下手糞ですし、出来れば自分の手腕のみで物事は成就したいと思っているものです。

それと他人の意見を聞くと言うこと、取り入れると言うことは逆のその人にも責任ややる気を喚起させる、分担させると言う意味合いもあるわけですから、多くの人の力を結集する必要のあることであればこそ、大いにその事に腐心する必要が有りそうです。

私などの一番不得手なことではありますが。


『反対論がない場合には結論を出してはならない。
勇気と勉強に不足があれば反対論は出ない。P.F.ドラッカー』



Posted by misterkei0918 at 14:36│Comments(0)
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