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2011年06月09日

雨の日には雨を愛でて

雨の日には雨を愛でて

6月5日には北部九州も梅雨入りとなりました。
どうも平年並みのようですね。

昨年は確か随分と早い梅雨入りではなかったでしょうか。
その分、暑い夏が到来したような気がします。

梅雨と言うと、何かしら鬱陶しい、じめじめ、気分が滅入る、汚い、すっきりしない・・・・・などマイナスのイメージが付き纏いますが、

それはそれ、自然の恵みと受け取れば有難いことではないでしょうか。

当然、農作業や林業、或いは雨に係わる、雨に纏わるお仕事の方々は雨の存在なくしては生計の維持ばかりではなく、仕事そのものが成り立ちませんので、気持ちの中では先ほどのような気分が存在する事はあっても、認知せざるをえませんが。

一般的には、そうですよね。
梅雨は出来れば早めに過ぎ去って貰いたいものです。

若い頃はそうでしたね。
梅雨などなければいいとまでも考えたものです。
自分の今しか実は考えていませんでしたし、心のゆとりもなかったのでしょうね。

今となっては、むしろ訪れ来る季節が愛おしくさえなるようになってきました。

自分の身の周りに、いい影響を及ぼすこと、気分的にいいと思われることにのみ気を奪われて、本来の自然の懐の大きさや及ぼす影響の素晴らしさを気付く事がなかったからでしょう。

雨でもよし、猛暑でもよし、厳寒でもよし・・・・・

それで良しとする事がむしろ自らの心の落ち着きを保ち、平安であるような気がするのです。

これからは約ひと月が梅雨の期間。

折角ですから、楽しむ事にします。
雨の齎す風情の綺麗さや、
紫陽花を始め、この時にしか咲かない花々、
豊かな実りを齎す雨の有難さを・・・・・

時には猛威を奮って、とんでもない悪さをします。
昨年の10月には、観測史上記録的な雨による災害が奄美大島で発生。

とてつもない災害を起こしてしまいました。
悲しい出来事ですが、これを機にまた新しい智恵を重ねて再びの襲来に備える事が私どもに課せられた任務であります。

政府・農林水産省から「激甚災害」の指定を頂き、予算も確保されるようですから早く元の姿に戻って頂きたいものです。

それが、人々のこれからに智恵だと思います。

乗り越え、乗り越え、季節が与える功罪を旨き生かしてきたのが人類のようですから。



Posted by misterkei0918 at 08:41│Comments(0)
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